アメリカ旅行記 6日目:予定立たず。
こっちの時間に体がだいぶ、慣れてきた。8:30起床。旅行会社に電話。今、今日中に戻れる方法がないかどうか交渉中とのこと。昨日スターバックスで買ってきたパンで朝食。
テレビでは、テロで犠牲になった人達が少しずつ判明してきたようで、写真や遺族のインタビューなんかが映されていた。迫りくる煙にパニックになりながらも、「あなたを愛してるって伝えたくて」と電話する女性もいたって。なんだか切ない。
11:00に再度電話。結局、今日もユナイテッド航空は飛ばないらしい。今日も延泊。フロントに伝えると、思いっきり苦笑される。
「日本に帰れなくなっちゃったんですよ~。」
「わかってる、わかってる(笑)。」
「明日もどうなるかわかんないんです。」
「そうだよなー。♪~(鼻歌)。よし、OKだよ。」
「どうもありがとう。」
なんだかやたら明るかった。考えてみれば、今回のできごとは東海岸での話。サンフランシスコで暮らす彼らの日常には、そんなに関係のないことなのかもしれない。もちろん無関心、という意味ではなく。
さて、今日は何しよう。地図を眺めてみる。で、見つけたのが、「サンフランシスコ近代美術館」。ここから歩いていける距離だ。決定。
美術館は、コンベンションセンターなど街の主要な施設に隣接した場所にあった。赤レンガの建物。入口には、けっこう人が並んでた。どう見ても、日本のその辺にいそうなおじさんが、スーツを着て人を誘導してた(笑)。
展示してあるのは、主に20世紀に入ってからの作品なんだけど、色使いがとっても鮮やかなものが多いなぁ、と思った。特に、オレンジ・緑・黄色といった、原色の使い方が絶妙で目を引いた。もちろんモノクロの作品もあったけどね。売店で、この美術館のガイドブックを買う。
コンベンションセンター内のラーメン屋で昼食。こっちのラーメンは、かなりまともだった。チャーシューもおいしかったし。
外に出て、噴水のところでひと休み。さっきまで見えなかった太陽が顔を出してた。空が高くて青い。気持ちいい。
パソコンショップが近くにあったので寄ってみる。自然とAppleコーナーに足が向く。といっても、別に目新しいものは無いんだけど。PowerMac G4を買う人を2人見かけた。いいなぁ。出口のところで、体の大きい店員さんにバッグの中を見せろ、と言われる。ちょっと見て、すぐに「OK. Have a nice day.」と。「Have a nice day.」っていうのが、いいよね。
ようやく国際電話がつながるようになったので実家へ電話。いつものように、ばあちゃんのマシンガントーク炸裂。さんざん一方的に話しまくったあげく、「で、何?」だって(笑)。
旅行会社に電話。Waiting Listに載っけてもらったとのこと。でも、早くて18日の便なんだって。「18日って何曜日ですか?」と思わず聞き返す(笑)。こりゃ会社に電話しなきゃな。
と、その前に、お腹が空いたので夕食。とんかつ定食を食べる。やっぱり日本食はいいです。ご飯と味噌汁、って、精神的に落ち着く。
ホテルに戻って会社に電話。とりあえず今の状況を伝える。「早くて18日帰国」の報告に驚かれつつも、「ま、気をつけてね。」と暖かいお言葉。
しばらくいることになるのなら、カードで払える所はカードにしよう。現金は大事にしなきゃ。