8月19日、20日に東京で行われた、iOS Developers Conference 2016 にスポンサーとして参加しました。 iosdc.jp
スポンサーに申し込むまで
私は普段、ディップ株式会社でネイティブアプリ全般の開発ディレクションを担当しています(「えっ、Laravelは?」とか言わない)。
私の会社はこれまで、テック系のカンファレンスにスポンサーとして協力するということをやっていませんでした。iOSDCのことを私が知ったのは確か4月ごろだったと記憶しているのですが、聞いてすぐ「これは協力したい」と思い上司に相談しました。
私の所属するシステム開発部はエンジニア組織の改善と強化を進めているところで、会社の名前やシステム開発部の存在を広く知ってもらうための動きとして今回のスポンサー協力にも理解が得られ、晴れて参加することができました。
申し込み後...
6月にiOSDCの事務局の方から来た連絡に従ってロゴと自社の紹介文を用意しました。
Dropboxを使った事務局とのファイルのやりとりはとてもスムーズで、送った日のうちにロゴや紹介文がiOSDCのサイトに反映されていました。なかなか反応が無いと不安になってしまうものですが、とても好感が持てる対応だったと思います。
同時に来場者に配布するグッズの準備を進めます。
自社の主力製品は「アルバイトや派遣の求人広告サービス」なのですが、来場者の方を考えるとマッチしないように思えました。せっかく皆さんに配布するものなのだから、受け取ったときに喜んでもらえるものがいいなと考えていたのですが、毎年夏に営業向けの販促グッズとしてうちわを作っていたなぁと思い立ち、マーケティングチームに相談したところ快諾をいただいて、AKBのメンバーの写真が入ったうちわをディップからのグッズとして用意しました。
数量は7月頭の時点で500と伺っていたので500用意したのですが、最終的には600程度が必要になったようで来場者の中には受け取れない方もいたと思います。ギリギリまで調整をされた結果だとは思いますが、こちらの準備を考えるとできるだけ早めに確定いただけると助かったという感じです。
イベント当日は気温と湿度が高い日で、会場内も蒸していましたので、お役に立てたのではないかと思っています。
当日のスポンサー告知
当日は、スポンサーの種類に合わせて会場内のいろいろなところに会社ロゴが掲載されたり、社名が呼ばれたりしていました。
まずは入り口のバナー。
パンフレット。
そして来場者グッズ。
オープニングセッションでのスポンサー紹介。
その他、スピーカー後方のボードにもロゴが掲載されていました。
さらにコーヒースポンサーや懇親会スポンサー、トークスポンサーは、それぞれの場面で社名が大きく出ていました。
個人的には価格相応の広報具合だったのではと思っています。
その他
今回のiOSDCは単に参加するだけでも十分に楽しめるものでしたが、ネームカードでスポンサー参加とわかるので、それをきっかけに他のスポンサー参加の方々と話ができたのはよかったことでした。自分と同じような立場、役割に就いている方々と、お互い普段どういう開発をしているか、どういう考えを持ってプロダクトを作っているのか、採用はどうしてる?といった意見交換が気軽にできたのがとても大きかったです。
#iosdc では自分と似たような役割の方とも話したんだけど、そこから見えるのは、キラキラ光って見える隣の青い芝生も実際は会社ごとに事情や課題があって日々いろんな調整や折り合いをつけながら泥臭くがんばってる姿なんだよな。そんな同士がいることを自分自身のパワーにして、また明日から。
— kurikazu (@kurikazu) August 21, 2016
また今回は実行委員長をはじめPHP界隈にも縁のある方が割と多く関わっていて、私自身もLaravelなどで顔を出しているので、そちらのつながりから話が盛り上がったりしたのも嬉しかったです。
LTに後輩を送り込む
もう1つ、LTに自社の後輩が登壇しました。
ド文系の私がiOSアプリエンジニアになった理由。 | iOSDC Japan 2016
発表を見て感じた方も多いと思いますが、彼女は「思い」の強い人なんですね。ふだん一緒に仕事をやっていて、自分の考えや疑問を素直にぶつけてきてくれますし、一生懸命に取り組んでいるのがわかるので、先輩である私たちも真摯に向き合いながらサポートをしています。技術的にはこれからですが、「おぉ」と気付かされることも多々あり。
そんな彼女自身のことや入社前の話などを聞かせてもらって、とてもいい話だと思って。きっと共感してくれる人も多いのではと「やってみない?」と提案したところ話に乗ってきてくれて(こういうフットワークの軽さも彼女のいいところです)、幸運にも本採用となり今回の登壇になりました。
発表する前は不安もあったようですが、非常に多くの方から共感いただいたことをとても喜んでいました。
彼女を近くで見ていた私としてもほんとうに嬉しく思いましたし、今後も一緒に成長していければと思っています。
ということで
スポンサー参加してほんとうによかったです。
はじめてのスポンサー参加ということで勝手がわからず、細かい質問を何度も事務局に送ってしまったのですが、そのたびに委員長の長谷川さんから素早く返信をいただけたので、こちらも速やかに社内の調整など動くことができました。
来年も開催されたらぜひ協力したいです!ありがとうございました!