Kanonは、プロジェクト管理のための総合ソリューションです。チケット(Trac)、バージョン管理(Git,Subversion,Mercurial,Bazaar)、CI(Jenkins)の3つの機能を統合して提供しています。
(Kanon LABより)
さて、Amazon EC2でKanonを使う方法については、こちらのサイトで虎塚さんがUbuntu版を公開してくださってますが、個人的によく使ってるのがCentOSなので、このエントリではCentOS5でKanonをセットアップする手順をご紹介。
1. インスタンス作成
1-1. AWSの管理画面からEC2のダッシュボードを開き、「Launch Instance」をクリックして作成します。なお今回リージョンはUS Eastを使うことにします。

1-2. 使用するAMIを選びます。今回は、RightScaleから提供されているCentOS5.6のAMIを使いました。AMIのIDは「ami-3fe42456」です。

1-3. 虎塚さんも書かれていますが、Kanon独自のセキュリティグループを作った方がいいと思います。インスタンス起動後、接続元IPの制限を行うなどの設定も忘れずに。

1-4. Elastic IP Addressとの紐付け
インスタンスを作成したら、固定IPをインスタンスに紐付けます。EC2のダッシュボードの左メニューから「Elastic IP Address」を選び、「Allocate New Address」でIPアドレスを取得して、「Associate Address」で今回作ったインスタンスとの紐付けを行います。
2. インスタンスにKanonをインストール
2-1. 1で作成したEC2インスタンスにSSH接続します。今回使用したAMIでは、rootユーザーでログイン可能です。ユーザー名+鍵認証でログインします。
2-2. Kanon Conductorをダウンロードします。今回は tar.gz ファイルをDLしました。
cd /tmp wget http://kanon.ultimania.org/hg/KanonConductor/archive/tip.tar.gz
2-3. tar.gz ファイルを展開して、展開したディレクトリの直下にあるインストーラを起動します。
tar zxvf tip.tar.gz cd KanonConductor-2e944b83b5f6 ./kanon-setup
2-4. いくつか質問が出ますので、yかnかで答えます。回答が終わるとインストールが始まります。
RHEL 5.x / CentOS 5.x / OEL 5.xが検出されました。 このコマンドはKanonをインストールするよ。 既にkanonインストールされている場合は、上書きされて消えちゃうの。 Kanonをインストールする?(y/n) y KanonではJava開発のためのビルドツールとてMavenをインストールして 利用することができます。ユーザが個別にインストールしたMavenを利用することもできますが、 ここでインストールするとJenkinsのデモを設定なしに利用することができます。 Mavenをインストールしますか?(y/n) y Kanonは継続的インテグレーションツール(CIツール)として Jenkinsを統合して使うことができます。 Jenkinsをインストールしますか?(y/n) y
2-5. インストールが始まるので気長に待ちます。下記のメッセージが出たら終了です。
Kanon Team Conductorのインストールが完了しました。 /opt/kanon/bin/kanon-create-project コマンドでプロジェクトを作成してください。
2-6. Apacheの設定ファイルに、mod_wsgiの設定を追記します。(これをやらないと2-8で503エラーが出る)
vi httpd.conf WSGISocketPrefix run/wsgi ←これを追記
2-7. Apacheを起動します。
service httpd start Starting httpd: [ OK ]
2-8. インストールの際に自動で作られるサンプルプロジェクトに接続してみます。http://{紐づけたElastic IP Address}/trac/SampleProject で、サンプルプロジェクトに接続します。

Enjoy Kanon!
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