2006/09 01
おフランス帰りKANさんの、実に5年ぶりのアルバム。
アルバム作ってライブやって、ということが、
半ばルーティンワークになってしまっているアーティストが
決して少なくないと思われる中、
「本当に作りたくて作った感」溢れる一枚。
(ま、5年も出してなきゃ当たり前っちゃ当たり前なんだけど)
フランスではクラシックピアノを改めて学び、
オペラやバレエをよく観に行っていた、とのことで
そのあたりの影響が現れているのかなと思うのが「キリギリス」。
歌劇にでも出てきそうな曲で、長く聞いてる僕にとっても新鮮だった。
とはいえ、明るく切なく16分のピアノが鳴る、
「Tamagawa Song」こと「小さき花のテレジア」や、
「車は走る」に続く、勝手にリスペクト曲「エンドレス」、
独特の視点と言葉で「生きること」をうたう
「遥かなるまわり道の向こうで」、
今度は速度超過ですか、の「Red Flag」などなど、
今までのKANさんもそのままに、
本当に、いろんな表情を持った曲たちが詰まった作品。
これはね、すごいアルバムですよ。ホント。

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